皆さま、たくさんのご来場ありがとうございました。
ひとまず東京公演、終了しました。
グランドホテル。
演れば演るほど奥が深く、混沌としているようで、秩序があり。
こんなすごいミュージカルが創られたなんて奇跡に近いかもしれないと思ってしまいます。
便宜上、happyとsadとしていますが、ご覧になられた方はおわかりかとおもいますが、このお話は単純にhappy、sadとは言えないストーリーですね。
演出のトムさんも結末が違う2つのストーリーをどう言ったらいいのか、本当はhappy、sadと言った単純な分け方はしたくないんだとおっしゃってました。
1928年ベルリン。この頃、世界で一番混沌として、でも、なんでもありの街で、世界最先端を行くファッション、芸術、人種のるつぼ、秩序と退廃が入り混じった街だったと言います。
この少しあとが、あのミュージカル キャバレーの時代。
この頃のヨーロッパを題材にしたお話は、とても複雑ですね。
グランドホテルで起こるたった一晩の出来事は、だからひとつではとても現せない。
でも、人生は廻る。巡る。
それを受け止め見つめるグランドホテル。
そういえば、ショウボートのミシシッピ川もそんな存在でした。
さあ、明日から名古屋公演が始まります。グリーンレッド、それぞれのグランドホテルでの出来事。
是非観ていただきたいです。
あ、写真は千秋楽、来てくれたうちの事務所の若いモン、寺元健一郎くんと、内田靖子ちゃん。
- 2016.04.26 Tuesday
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- by bowbowwanwan