2月21日日曜日、南予文化会館で、開催される「土居裕子とうわじまっ子」コンサート。
本日はそのリハーサルでした。
写真は宇和島での私の師匠、神崎克彦先生。
初めて宇和島で公演したミュージカル「シャボン玉飛んだ宇宙まで飛んだ」の時から、先生のプロデュースでこれまで数々のミュージカルやコンサートを開催させていただきました。
今回も先生のお声がけから始まった企画。
実は始まりは、昨年の3月、私が教育実習させていただいた宇和海中学校が閉校することになり、その閉校式に出席し、ミニコンサートを行う予定だったのが、私がインフルエンザで倒れ、この大変重要な式に出席することができなかったという、大変ないきさつから、何とかその時のコンサートをもう一度開催し、皆さん集まれなくても、もう一度集う機会を作ってはどうか、という思いから端を発しました。それと。私不在のその閉校式で、宇和海中学校の校歌にも並ぶほどの愛唱歌、「はまゆうの花」(私が歌う予定でした)を、有志の皆さんで歌いましょうと呼びかけたところ、ほんとにたくさんのいろんな世代の宇和海中学校の卒業生や先生、ご父兄が壇上に上がり、見事な合唱を披露されたとのこと。その歌声に神崎先生が感動し、その感動をもっとたくさんの皆さんに…という思いも重なって、今回のコンサートに繋がったのでした。
長々と前置きスミマセン!
そんないろんな熱い思いから生まれるコンサートなんです。
少子化、過疎化などから、閉校していく学校も実は宇和海中学校だけではありません。宇和島だけでなく、地方の都市の、特に若い世代が減ってきている。
今始まったことではないけど、この寂しい波は、何十年後かには、大きな荒波となってこの小さな島国を襲ってくるのです。子供を持たない私が大きなことは言えないけど、せめて、キラキラしたエネルギーいっぱいの子供達が元気に大人になっていくことを願わずにはいられません。
私も彼らからいっぱい学びたいし、また、私の持ってるありったけのエネルギーを注入したい!!(≧∇≦)
そんな思いのつまったコンサートなんです。
嬉しいことに、地元以外からもたくさんお客様が応援に駆けつけてきてくださいます。ほんとにありがとう!
美味しいものと、あったかい宇和島人情
と、私たちの音楽でおもてなしいたします!
めっちゃ美味しい宇和島産のデコポン。
ひと味違う本物の味も乞うご期待ですよーん。